婦中ふるさと自然公園には予想以上に雪が残って
  いて、いつもの子どもたちが集まってくるとすぐに
  雪あそびが始まりました。
  
  初めて参加するしおりとかつみはとても緊張して
  いる様子でうつむきぎみ。作ってあったかまくらの
  中でぎゅうぎゅうづめになりながら、みんなで自己
  紹介をしました。坂をすべろうとしても雪深くて
  すべらないので、しのはごろごろ転がってあそんで
  いました。

  しのの足が雪に埋まって抜け出せないのを、いぶきときらが助けている様子がほほえましかった〜。
  
  雪の上にはたくさんの動物の足あとがありました。森の中には糞があって、みんな興奮していました。すると誰かが、
  「あっー!うさぎー!」目の前を灰色のうさぎが勢いよく駆けていきました!みんな大興奮で「探しにいこー!」。
  倒れている木を乗り越えながら探検しました。するとまたうさぎが姿をあらわしてくれたのです。ラッキー!
  
  散歩にでかけると小川を発見。雪を落として遊んでいて、ふと気づくとあゆが川の中で遊んでいました。たくましい!
  遊びに夢中になっていると寒さも冷たさも忘れるんやね。
  
  最後は長〜いのぼり坂を、雪を踏みこえて一生懸命登りました。大人でも大変な雪の坂なのに、子どもたちの目線
  からはどれほど深い雪に感じるんだろう。みんな全身をつかってくたくたでした。
  

  晴々とした最高の天気。雪に照り返した太陽の光が
  眩しいほどでした。
  
  天候にも恵まれた今年度最後のレンジャーズ!
  スキーはやった事あってもみんなクロスカントリー
  スキーは初体験。最初はうまく滑れずに何度も転
  んでいました。
  
  足あと一つない木と木の間のまっさらな雪の上を、
  自分でコースを決めて滑ったりもしていました。

  コウキは「スキーより板が細くて起き上がりやすかった」と、タツキは「スキーよりクロスカントリースキーの方が
  楽しかった」とおしえてくれました。
  
  お昼ごはんを食べてからはスノーシューに挑戦です!
  
  長靴では大人でもひざまで軽くうまってしまうような柔らかい雪でもスノーシューを履けばサクサク進むことができ
  ます。スノーシューを履いたらいざ林の中へ!
  
  そこではみんなでリーダーでも通れるほどのトンネルを掘ったり、一人では持ち上がらないくらい大きい、子どもた
  ちの背丈ほどもありそうなつららを発見したり。コウキはつららを舐めて「おいしい」と言っていました(笑)。
  その後、屋根に上ってみたらいつもは絶対に見えない景色。とてもキレイでした!
  
  そこからみんないろんな飛び方でジャンプ。
  
  タツキは後ろ向きに飛び降りたり、コウキは回転しながら飛び降りたり。
  
  みんな体中が雪だらけになってもおかまいなしに思い思いにジャンプをしていました。
  
  顔まで雪まみれで寒そうなのに子どもたちはイキイキとした表情。とても楽しそうでした。冒険者のような顔はみて
  いる方までドキドキしてきます。
  
  こんなスリルのある体験はレンジャーズならでは! 終わるころにはみんな遊び疲れたいい顔になっていました。
  お母さんたちからは「シュっとした体つきになったんじゃない?」との声も聞こえてきたり!!(笑)
  
  体中が筋肉痛になるような活発な一日でした。