年が明けてもうすぐ2ヶ月がたちます。月日が流れるのは本当に早いですね。
  今年度のガイア自然学校のプログラムもあとわずか。この時期になると感じることがあります。
  
  それは、「1年を通じた自然体験のすばらしさ」です。
  例えば、「森のようちえん」は1年間同じメンバー(参加者、Gリーダー)で、
  同じフィールドで活動しています。
  すると、春や夏の頃には見られなかった子どもたち同士の優しい関わりが生まれてきます。
  大人から押し付けられがちな「お友達」ではなく、自然の中でのびのびと自由にあそびながら、
  主体的に関っていく「ともだち」ができます。もちろん衝突もしながら・・・
  でもそれを受けとめてくれるGリーダーがいる環境で、人間関係を作っていきます。
  
  また、四季の自然の変化を五感を使って感じています。
  例えば、風が新緑の森を揺らす音に耳を澄ませたり、
  ザリガニやカマキリを手で捕まえて卵を産むまで育てたり、命絶える場面に出くわすこと。
  やまぼうしの花の香りをかぎ、秋に実の甘さに感動すること。
  収穫したふぞろいのさつまいもを焼いもにして食べることなど、
  「自然のつながりや多様性」を全身でまるごと体験しています。
  同じようにガイアキッズやレンジャーズでも、四季の大自然と遊びながら、
  「ともだちの輪」ができつつあります。
  主催している私たちとしては、このうえない喜びでもあります。
  
  自然であるということは、多様であるということ、
  人も自然もありのままがいいということ、

  子どもたちにも活動を通じて感じてもらえればと心から願っています。