9月10日から3日間の日程でスタートしたGリーダー研修の「100キロウォーク」。
   富山大学から能登島までを、途中氷見で1泊しながら歩くという研修だ。今回で3回目になる。
   延々と続く氷見の海沿いの道、七尾市街地へ抜ける峠、能登島の坂道を暗闇の中歩き抜き、
   11日深夜から12日明け方にかけ、無事に5班27名全員がゴールした。
   サポート役としてリーダーを支援した僕は、ただ彼らの元気良さと忍耐力に感嘆した。
   そして人と人が関わり合って生まれる力に感動した3日間だった。
  
   100キロウォークは人生そのものだ。
  
   いろんな道があり、それぞれのペースがあり、支え合える人がいて、
   辛かったり楽しかったり感動したり、いろんなものが凝縮されて詰まっている。
   ただ大きく違うことがある。
   それは人生のゴールは人それぞれ違うということ。
   自分の価値観を身につけて、
   自分なりの人生のゴールに向かって、
   自分の意志で主体的に生きていく力をつけてほしい。
   それがGリーダーたちに、いや子どもたちに対しても思っている願いだ。
  
   Gリーダーと共に遊び、彼ら彼女らの姿に憧れた子ども達が、
   将来Gリーダーとしてガイアにやってくる日は遠くない。
   また今後、Gリーダーが社会に飛び出し、世のため人のために活躍して、結婚や出産するのも楽しみだ。
   そしてその子ども達がまたガイアにやってくるのは何年後になるだろうか。
  
   子ども、学生、親、いろんな人がガイアという居場所で触れ合い、
   通りすぎていきながら社会の中で幸せに生きていってほしいと、心から思う。
  
   ところで自分の人生のゴールは何かと自問した。
   沸いてきた言葉は、
   「人財をのこし後世につないでいく」ことだと、出てきた。
   出会った人を愛し、自分の人間性を高めつつ、限りある人生を全力で楽しみたい。
   いやはや、堅苦しい文章になってしまい申し訳ない。