「婦中ふるさと自然公園フェスタ〜ガイア自然学校まつり〜」を開催しました。
  富山市との協働事業として取り組み、地元住民の方々にも協力を頂きながら、
  総勢280名の方々にご参加頂き、無事終えることができました。
  この場をかりて多くの方にお礼を申し上げたいと思います。
  本当にありがとうございました。
  
  当日は、もうすぐ4月だと言うのに、うっすらと雪がつもった寒い一日でした。
  10時前になって少しずつ子どもたちがやってくると、会場に笑顔が溢れだして
  いました。何より私自身がほっとして、顔がほころんでいくのがわかりました。
  アンケートにもたくさんコメントされていた心臓破りの長い階段を上ってくると、
  体もあったまったようでしたね(笑)。
  会場には、マキ割り体験、もちつき体験、焚き火料理体験、クラフト・ネイチャーゲーム体験
  豚汁・焼きそば販売、滝行体験、ガイア紹介コーナーなど、いろいろなコーナーが用意されていました。
  どの企画にもたくさんの人が来て頂き、大盛況でした。

  大人も一緒になって楽しんでいたり、子どもたちが楽しそうにしている様子を見てよろこんでもらえた
  ようで、いつものガイア自然学校の活動とは違った雰囲気がありましたね。
  
  久しぶりに会う子どもたちがいて懐かしい気持ちになったり、
  お母さん方とお話しして、嬉しい言葉をいただいたり、
  初めて会う子どもたちや親御さまとの出会いがあり、
  いつも遊びに来ていてる子どもたちのあそびっぷりに笑顔になったり、
  とにかくあったかくて素敵な時間だったなぁと思います。

  地元の方、行政の方、会員の方々、そしてGリーダーのみんな、いろんな人の支えがあって
  開催できたこと、心から感謝しています。
  震災後のこんな時期だからこそ、少しでも多くの人が元気になれたらと思って開催しました。
  みなさん、いかがでしたでしょうか?
  
  2011年度もガイア自然学校はパワー全開で活動していきます!
  今後も変わらぬご支援の程、心よりお願い申し上げます。

  
  ガイア自然学校とやま校 代表 守屋謙
  『おはようございます!』
  今までにないくらいの大きなあいさつで始まった、
  今年度最後のガイアキッズ『地球とあそぶ2』。
  毎回OPENで歌っている『にじ』もすごく大きな声で歌っていました。
  
  『天文台を目指すぞー』と5班。
  天文台では雪合戦をしたり、滑ったり。
  高い所に秘密基地を発見した4班。
  あいははしごを支えて秘密基地まで案内してくれたね。
  1班は山道に倒れてる大木でバスごっこ♪
  まおはバスの運転手をしてくれたね。
  『へびやっっ!!!』りょうたろうの大きな声。
  そのへびを必死に捕まえようとするけいととねたろう。
  3班はダムに向かって雪投げ大会。
  誰が1番遠くまで飛んだのかな?
  
  もう3月の半ばだというのにこのフィールドには、まだたくさんの雪が残っていました。
  しかしそんな中でも少しづつ顔を出している春をたくさん見つけました。
  溶けかけの雪の下から芽をだしているふきのとう
  ちいさな川にあったたくさんのカエルのたまご
  いろんな所にあるカマキリのたまご
  春が近づいてきているなぁ、と全身で感じることができました。
  
  このガイアで子どもと一緒に遊んだり話したりじっくり関わったりすることで、
  自分自身すごく成長させてもらうことができました。
  1年間、子どもの表情や言動の変化を感じていくことができ、すごく幸せに思います。
  『感謝』という言葉をたくさん学ぶ事のできた1年でした。

  
  みんなー!!!!!
  またガイアで一緒に遊ぼうね☆
  次も待ってるよぉー♪
  以上、1年間、たくさんの報告文を書かせてもらった、やまっこでした。

【文:やまっこ】  

  今年度最後にふさわしいぽかぽか陽気。
  年長さんのそら・はやて・りゅうたろうはこれで森のようちえんを卒園です。
  でも、着いてそうそう暗い顔のそら。仲の良いはやてが来られなくなって寂しかったんだよね。
  
  木登りをして景色を眺め続けていたのはみさき
  落ちていた木の枝を集めて、ゆうま・みさき・やまっこはドーム型のファミリーパークを作りあげたね。
  もも・みみは二人で泥だんごで作った、雪だるまの家族を紹介してくれました。
  
  ご飯を食べてからは、新町の方が持って来て下さった薪などの燃料を元に焚き火をしました。
  小さな枝などを拾いに行く子、ひたすらにうちわを扇ぎ続ける子、薪を取りに行く子。
  みんなの共同作業で大きな火に!火の中に入れた雪はジューって音を立てて消えて面白かったね、しど
  
  楽しい時間にも終わりは来ます。「今年度の森のようちえんはこれで終わりです」と言うと、
  「なんでそんなこと言うの!?」と泣き出してしまう
ゆうま。ごめんね!
  でも、そんなゆうまにろっくんは少し嬉しく感じました。(笑)
  
  遊んでいるみんなの姿を見て、今までの活動のことが頭を巡っていきました。
  初めて会ったときはお父さん・お母さんと離れるのが嫌で泣いていたり、
  恥ずかしくてなかなか皆と打ち解けられなかったみんな。
  でも今は大きな声を出したり、初めて会ったお友達に声をかけてあげる姿も。
  一緒に遊んだ回数にこそ違いはあれど、この一年間で子どももリーダーも成長し、繋がることができた。
  それが感じられてすごく嬉しい気持ちになりました。
  
  活動後の「パパ・ママの会」では親御さん同士、親御さんとリーダーでおしゃべりをしました。
  火を囲んで子どもたちのことから他愛もない話まで。
  森のようちえんに対する親御さんの生の声も聞けて、良き交流の場になった事と思います。
  来年度の出会いが楽しみだ!

【文:ろっくん】  

  「今日は何とあそぶ日か分かるー?」
  OPENの時にねたろうがみんなに聞くと、キラキラした目でゆうごが手を挙げて
  「地球とあそぶっ!!」と元気に答えてくれた。
  今まで、草、砂、水、土、山、火、森、風、雪という自然と活動を共にしてきたが、
  今回のフィールドは「地球」がテーマ。
  
  子どもたちも、リーダーたちもドキドキとワクワクを胸に活動が始まった。
  天候はどんよりとした曇り。さらに、橋の上では強い風が吹きつけ、体は寒さで震えを覚えるようになった。
  それでも子どもたちは元気いっぱいで、ゆうきりょうすけたつやしん、の男4人組は
  ジャムを先頭に、まだ雪が残る山へと向かった。
  
  山の中では、りょうはがキレイな雪玉を作ったり、バクダンみたいなボール見つけたり、
  木の棒見つけて遊んだりしたよ。
  たかひろはとっつぁんからもらった地図を見て、「どんぐり橋まではこの道を通って行くの!」って
  ねたろうに教えてくれたね。
  どんぐり橋を越えると、一面の雪広場!そこでは男の子だけでなく女の子たちもリーダーも一緒に雪合戦!!
  たかこあかりはるやは雪だるまの家族を作っていたね。頭の上には、帽子代わりにバナナの皮が…(笑)
  
  午後になると、ほとんどの班が雪の坂道に集まって、思いっきり遊んだよ。
  急な山の斜面を登る、しんゆうごゆうき
  レジャーシートやスーパーの袋で雪すべりをする、のぞみりなりょうすけ
  どの班も、どの子どもたちも「地球」といっぱい遊んでいたよ。
  
  1年間子どもたちの前に立って、お話したり、発表したり、カケラを渡したりさせてもらいました。
  最初はぎこちなくて、みんなの前でも上手く喋れなくて、反省と後悔の連続でした。
  そんなときも、他のリーダーから「がんばれ」とか「よかったよ」とか声をかけてもらいました。
  また、子どもたちが近寄ってきてくれて、
  「ねたろう写真撮って!」とか「ねたろう一緒に遊ぼう!」って言ってくれました。
  そのたびにリーダーや子どもたち一人一人とのつながりが深まっている気がしました。
  「自分はここにいてもいいんだ。」
  本当にささいなことかもしれないけど、自分を認めてくれる、ありのままの自分を受け止めてくれるのが、
  ガイア自然学校だと思います。そんなガイア自然学校が好きです。

【文:ねたろう】  

  3月5日 「地球」研修

  前日に降った雪のせいで、フィールドはまだまだ雪が残っていました。
  古洞の池をまわる遊歩道を、各班に分かれて散策。
  鳥の声が聞こえたり、ウサギの足跡を見つけたりしながらのんびり歩きました。
  
  途中、2つの班が東屋で合流。
  そしてそこから班対抗の雪合戦大会になりました。
  林の中で木に隠れながら進んだり、崖を回り込んで相手陣地に攻め入ったりと、
  みんな夢中で雪合戦を楽しみました。
  マームは、「本気で雪合戦したのは初めて」と言っていました。
  
  その後、各班はダム横の雪の斜面へ。
  巨大な雪玉を転がして作った班もあれば、雪に絵を書いてしりとりをして
  まったりあそぶ班もありました。
  
  今年は3月になっても雪がたくさん残っています。
  街ではそのことを嫌だと感じる人が多いようですが、
  ガイアでは雪のおかげで楽しくあそべるので大歓迎です。
  でも、春も待ち遠しいなぁ〜。(笑)

【文:ラガー】